スーパーテレネの系譜

XTZ850R/TRX-since 1995-

XTZ850R

ちょっとご紹介しておきたいのがこのXTZ850RとXTZ850TRX

これはヤマハのラリー専用のワークスマシンで、スーパーテネレというペットネームは付きません。

実はこのモデルはレース運営側が

「もうプロトタイプのスペシャルモデルは出場したらダメ。15台以上売った市販車限定レースにします。」

となった事から生まれた一般人でも買えるワークス仕様のスーパーテネレならぬウルトラテネレ。エンジンは先に紹介したTDM850がベースでお値段300万円。

300万円というと高く思えるけど実はお買い得な車両。パリダカを第一線で戦えるワークスマシンと考えれば破格かと。実際プライベーターにとってこれほどありがたい車両はないです。

ヤマハがどれだけラリーを重要視してたかが分かりますね。まあ運営もソレが狙いだったわけですが。

ヤマハXTZ850R

1996年モデルからはXTZ850TRXというモデルに。これは270度相違クランクのエンジンを積んだモデルです。

結果としてヤマハはパリダカ四連覇という偉業を成し撤退することになりました。これは二人三脚でやってきたライダーのステファン・ペテランセルの肉体的限界を迎えたことがキッカケでしたが、まあ勝ち逃げみたいなものです。

 

ちなみにパリダカに出場しようと思ったら人によりますが1000万円前後必要だと言われています。

エントリーフィー(入場料)だけで200万円ほど取られます。これは保険料みたいなもので、そのかわりどんな怪我をしても治療費が現地で受け続ける限り無料。

ただし優勝しても賞金はありません。貰えるのはトロフィーと名誉ある肩書だけですが、それでも大人気のレースです。

オンのマン島、オフのダカールといった所ですかね。

ダカールコース

あと私を含めダカールラリーをパリダカパリダカと言ってますが、実は今は治安などの問題からアルゼンチン~ボリビアという南米コースになっており全然パリからダカールになってません。

スペックの詳細は不明

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系譜図

XTZ750 1989年
XTZ750SUPER TÉNÉRÉ
(3LD/3TD/3VA)
TDM850前期 1991年
TDM850(4EP/3VD)
XTZ850R 1995年
XTZ850R/TRX
RDM850後期 1999年
TDM850(5GG/4XT)
TDM900 2002年
TDM900/A(5PS/2B0)
XT1200z 2010年
XT1200Z
SUPER TÉNÉRÉ(23P)
XT1200ze 2014年
XT1200ZE
SUPER TÉNÉRÉ(2BS)

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