セローの系譜

XT225 SEROW(1KH/1RF/2LN) -since 1985-

初代SEROW

とにかく低く・細く・軽くを目標に掲げ、初心者にも優しいマウンテントレールのSEROW(厳密にはXT225SEROW)
開発者談によると着手し始めた83年当時のヤマハ発動機には本格的なトライアルのテストコースが無かったため、連日の様に山に試作機を持って開発チーム自ら山に潜っていっていたらしい。

一分一秒を争う競技用じゃないんだから足着きを良くしてペタペタと足を着きながら初心者にも安心して走行できるようにした。
その走り方は「二輪二足」と呼ばれセローの代名詞にもなった。
他にも車体を倒してしまった時、ハンドルだけで起こしやすいようなグリップ形状とフラッシャーランプガードなど細部にトレール初心者に配慮した造りになっている。

セローは日本語でカモシカ。「道なき山中を身軽に長距離走り抜くカモシカがコンセプトに合っていたため付けられた名前だが、ちょっとした珍事があった。

コレがセローのタンクに貼られていたロゴなのだがよく見て欲しい。

初期セローのロゴ

コチラは本物のカモシカ

カモシカ

そう、角の形が明らかにカモシカじゃない。この角の形が何かといえばコレ

奈良セロー

奈良の鹿・・・何でも大学の教授が違いを発見して指摘。慌てて直されたらしい。ヤマハらしからぬ微笑ましい失態だ。

コチラが修正後のロゴ

セローロゴ

ちなみにヤマハとしてはこの事は無かったことにしたいらしくこの件に関してはタブー扱いで一切触れていない。間違ってもヤマハ関係者に聞かない様に・・・・

ただこの初期モデルはセルも付いておらず思ったほどのセールスでは無かった。だからこの初期セロー(奈良鹿セローとも呼ばれる)のロゴを付けてる人を見ても大半が初期型じゃなかったりする。

ヤマハがセローを造り続ける限りこの珍事は一生語り継がれるんだろうなあ(笑

一応セローはほぼ毎年、年次改良が入ってチョコチョコ変わっている。だから型式で分けると膨大なモデル数に区分けしないといけない。
このサイトとしてはWikipedia通り世代で分ける事にしてるのでご了承を。

※1987年
34mmSU型フラットバルブキャブレター、フロントフォークに減衰力調整機構追加、吸排気音低減

エンジン:空冷4サイクルSOHC単気筒
排気量:223cc
最高出力:20ps/8000rpm
最大トルク:1.9kg-m/7000rpm
車両重量:106kg(乾)

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系譜図

XT200 1982年
XT200
セロー225-1kh/1rf/2ln 1985年
XT225 SEROW(1KH/1RF/2LN)
セロー2253RW1~4 1989年
XT225 SEROW(3RW1~4)
セロー225-3RW5/4JG1~4 1993年
SEROW225(3RW5/4JG1~4)
セロー225-4JG5~6 1997年
SEROW225(4JG5~6)
セロー225-5MP 2000年
SEROW225(5MP)
セロー250-DG11 2005年
SEROW250(DG11)
セロー250-DG17 2008年
SEROW250(DG17)

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