バンディット1250の系譜

Bandit1200/S(GV79A)-since 2006-

2006年式GSF1200

マイナーチェンジを施した油冷最終型にあたるモデル。

メーターとライトの間に気持ち程度の風防カウルが付いてるのが特徴的。

ハーフカウルのSバージョンもかなりかっこ良くなった。

Bandit1200S

しかし残念なことに規制強化に伴い、わずか二年でこのモデルは無くなってしまう。

なんと登場して一年後には油冷ファイナルが出ちゃった。

 

油冷を好きな人は少なくない。
残念ながら僕自身乗ったことは無いが、ゴリゴリと独特なパワーの出かたらしい。
今だにこの油冷Bandit1200に乗り続け、べた褒めしまくるインストラクターもいる程。

GSX1400は?と思う人も居るかもしれない。
確かにGSX1400はこのモデルより先の2008年まで製造された最後の油冷だけど、エンジンは新設計でBandit果ては75年のR1100とは結びつかない。

 

ところで「油冷ってなんぞや?」って人のために今更ながら簡単なご説明

油冷エンジンというのは文字通りエンジンオイルで冷やす方式。
「潤滑が役目のエンジンオイルに冷却もさせたら一石二鳥だ!」と考えられて生み出された。

エンジンの下側つまりオイルパンというオイル貯蔵室からピストンの裏側にジャバジャバ噴きかけて熱を奪っている。でもこれは空冷エンジンもやってる。最近出た空冷のCB1100とかもそう。

suzuki advanced cooling system

だから確かに油冷っていうのは空冷でもあるんだけど、油冷は更にエンジンヘッドからもオイルをジャバジャバ噴射して冷却してる。
仮にヘッドのオイル噴射通路が塞がったりして空冷と同じ状態になったらオーバーヒートしてエンジンが壊れちゃうんですねー。

sacs

スズキはこれをSACS(Suzuki Advanced Cooling System)と呼んでる。

訳すと優れてる冷却システム・・・ってそのまんまだな。

「空冷と油冷は一緒でスズキが油冷って言ってるだけ」

とか言われても間違いだけど間違いでもない何とも微妙な所。

結局のところ残念ながら圧倒的な比熱を誇る水を利用した水冷には敵わなかった。

コストの問題もあったんだろうね。

エンジン:油冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:1156cc
最高出力:100ps/8500rpm
最大トルク:9.6kg-m/6500rpm
車両重量:218kg(乾)

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系譜図

GSX-R1100 1986~1992年
GSX-R1100
GSF1200 1995年
GSF1200(GV75)
イナズマ1200 1998年
INAZUMA1200(GV76)
Bandit1200/S 2000年
Bandit1200Y/SY/K1~K5(GV77)
2006Bandit1200/S 2006年
Bandit1200/S(GV79)
Bandit1250/S 2007年
Bandit1250/S(GW72前期)
前期Bandit1250 2010年
Bandit1250/S/F(GW72前期)
新型Bandit1200 2015年
Bandit1250S/F(GW72後期)

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