Z1000/Ninja1000の系譜

Z1000(ZR1000D) -since 2010-

ZR1000D

開発コンセプト「ライディングインパクト」

"やっぱりZはパンチが効いてないとダメだ"

という事で再び斜めなネイキッドになった三代目のD型。上の写真は初年度カラーでヘビ柄シートが大きく話題になりましたね。

突き詰め過ぎてそのまま前転してしまうんじゃないかと思えるほどのマスフォアードデザイン。サイドシュラウドとアンダーカウルでZの形になってる。

ZR1000D

アイデンティティである四本出しマフラーも更に進化して良い意味でエグいものになりました。北斗の拳に登場しても違和感ない。

でもこんなカッコいいマフラーでも社外に変えちゃう人が居るんだから驚きですよね。贅沢な話です。

マフラー

もちろんデザインも凄いけど中身も初のフルモデルチェンジで完全新設計というだけあって凄い。

エンジンは先代の下から粘る扱いやすさはそのままに上で弾ける特性にするため排気量を1043ccにまで上げ136馬力に。それ伴い今まで使ってきたスチールフレームからSSと同じアルミツインスパーフレームという贅沢なフレームに。パワーに対応すべく剛性を30%上げ、オマケにアルミ化で3kgの軽量化。

そのフレームなんだけどコレが面白いというか如何にもカワサキらしくて、エンジンの横を通らず上をフレームが避けて通ってるバックボーンみたいなツインスパーフレーム。

Z1000フレーム

こうやってエンジンを囲まないようにする事で車体幅を抑えてる。

つまりフレームの間にはエンジンヘッドではなく補正用の電子制御サブスロットルバルブが付いたオーバルサブスロットルバルブが鎮座してるんだけどこれにも工夫が施されてる。

Z1000フレーム

その名前の通り幅を抑えるために形が真円ではなく楕円。

こういった幅を抑える工夫のおかげでD型は意外にも細くニーグリップし易い。

 

スロットルへと続く吸気口も話題になりましたね。

K-CAS

ハニカム形状で強度をキープしつつ大きく開けることで吸気音をライダーに積極的に聴かせる構造。今でこそこういうのは結構あるけどカワサキはこんな前からやってた。

他にもホリゾンタル・バックリンク・リアサスペンションとか紹介すべきことはあるんだけど後回しにして、インパクトを出す事をコンセプトに掲げたD型で一番のインパクトはエンジンや見た目よりもそのポジション。

K-CAS

ストリートファイターの車種はこういう感じの猛々しいイメージを作るんだけど、D型の場合は本当にポジションがこんな感じ。ネイキッドの割にはハンドルが近くて低くて広いから構えると自然とそうなる。マスフォアードも相まってまるでエンジンにしがみついて走ってるんじゃないかと錯覚を覚えるほど。

 

見て衝撃、跨って衝撃、乗って更に衝撃なサードインパクトじゃなくてトリプルインパクトなD型。シートがペラペラなので尻へのインパクトもあります。

この後にライバルが続出した事からも分かるようにこのインパクトにヤラれた人はかなり居たみたいですね。

 

 

最後にもう一つ。デビュー当時話題になったワンショット。

Z1000シート裏

シート裏にZの文字をあしらっている。
ヤマハがしそうなニクい演出だけど、NだかZだかよくわからないゴシックフォントという詰めの甘さがカワサキらしい。

エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:1043c
最高出力:136ps/9000rpm
最大トルク:11.2kg-m/9600rpm
車両重量:218kg(装)

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系譜図

Z1 1972年
900Super4(Z1/A/B)
Z900(A4)
Z1000A 1976年
Z1000(Z1000A1/2)
Z1-R 1977年
Z1-R/2(Z1000D)
Z1000MK2(Z1000A3~)
Z1000J 1981年
Z1000J(Z1000J)
Z1000R(Z1000R)
Z1100GP 1981年
Z1100GP(Z1100B)
Z1100R(Z1100R)
ZR1000A 2003年
Z1000(ZR1000A)
ZR1000B 2007年
Z1000(ZR1000B)
ZR1000D 2010年
Z1000(ZR1000D)
Ninja1000 2011年
Ninja1000(ZX1000G/H)
ZR1000L/M 2014年
Z1000(ZR1000F/G)
Ninja1000(ZX1000L/M)
ZX1000W 2017年
Z1000/R(ZR1000H/J)
Ninja1000(ZX1000W)

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