Ninja650/Z650の系譜

ER-6f/n(EX650A/ER650A) -since 2006-

ER-6f

開発コンセプトは「Fun. Style. Easy.」
エンジン、フレーム共に新設計し磨きをかけた新生パラレルツインスポーツ。上の写真はフルカウルのER-6f(EX650A)です。

これは規制強化により主要市場だった欧州でずーっと売ってたGPZ500/Ninja500を売る事が難しくなったから。長いこと設計を変えないままでも高い評価を得ていたGPZ500/Ninja500のモデルチェンジはプレッシャーがすごかっただろうなと思う。クラスがクラスだからイタズラに性能上げればいいってわけでもないしね。

ER-6n

ネイキッドのnモデル(ER650A)は個性的なデザイン。

面白いことに向こうでは日本とは対称的にネイキッドモデルのnの方がデザイン性の良さから人気が高かったみたいです。何でこの路線を止めたんだっていう批判もチラホラ見受けられるほど。

ER-6nフレーム

さて、このER-6でスポットライトを当てる箇所といえばやっぱりオフセットレイダウンリアサスペンションですかね。凄く目につくし。

今ではもっと寝かせたホリゾンタル・バックリンク・リアサスペンションですが、何でリアサスペンションをこんな寝かせてるのか簡単にお話。

分かりやすいように二本サスの新旧ネイキッド(Z1-RとZRX)で説明します。

Z1RとZRX

写真を見てもらうと分かる通りサスペンションの角度がZ1Rは立っててZRXは寝て(オフセットされて)います。

同じネイキッドなのに何故オフセットをするようになったのかというと・・・えーっとですね、角度が付いてる方が沈みにくいという事です。

コーナリング時などのリアサスが沈む時を想像して欲しいんですが、沈むと黄点と赤点の距離が近くなりますよね。沈めば沈むほど同時に角度が更についてくるわけですが、元々の角度が浅い(立ってる)とスイングアームから来る力をそのまま受け取ってしまう為にサスペンション(ショックアブソーバー)の限界(底付き)が近くなってしまう。

それに対し角度が深い(寝ている)とスイングアームの力をそのまま受け取らないので動ける範囲が上がる(奥で踏ん張れる)というわけです。我ながら凄く簡単でした。

ER-6fライムグリーン

まあしかしER-6の場合、限界を上げるためのオフセットというよりは足付きを良くするため(高さを抑えつつもストローク量を確保するため)のオフセットと言ったほうがいいと思います・・・じゃあ最初からそう言えよって話ですね。すいません。

エンジン:水冷4サイクルDOHC2気筒
排気量:649cc
最高出力:72ps/8500rpm
最大トルク:6.7kg-m/7000rpm
車両重量:174/178kg(乾)

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系譜図

GPZ500S 1987年
GPZ500S
EX500R
Ninja500R(EX500A)
ER-5 1997年
ER-5(ER500A)
ER-6 2006年
ER-6f(EX650A)
ER-6n(ER650A)
Ninja650R 2009年
Ninja650R(EX650C)
ER-6n(ER650C)
Ninja650 2012年
Ninja650(EX650E/F)
ER-6n(ER650E/F)
2017Ninja650 2017年
Ninja650(EX650J/K)
Z650(ER650G/H)

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