VFRの系譜

VFR1200F(SC63) -since 2010-

VFR1200F

「ランチは300km先の高原ホテルで」

先代VFRからガラリと印象を変えたVFR1200Fは語弊を恐れずに言うと、完膚なきまでにツアラーとなった。
(いやまあ国内でも111馬力、フルパワーの逆輸入車になると172馬力もあるんですけどね。)

開発者がインタビューで
「先代はツアラーでありつつスポーツ性も取ってしまったので不鮮明な特性になってしまった」
と反省していた。

V4の経緯を振り返ると、スーパースポーツでダメ、スポーツツアラーでもダメ・・・じゃあもうツアラーにするしかないじゃないか(怒

と怒ったかは定かじゃないけど、あながち間違ってないと思う。

VFR1200Fエンジン

型式がRCからSCに変わった通り、新エンジンに変わってる。
既存のDOHCから新設計の左右対称シリンダーOHCへ。これでタダでさえ少ない振動が更に驚くほど無くなった。

左右対称シリンダーV4

まあそれより一番の目玉はDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)でしょうね。

VFR1200F_DCT

素のMTモデルの三ヶ月後に発売されたんですけど、二輪としては世界初となるDCTだけど非常によく出来てる。全くもってショックがない。

スクーターやDN-01の様な無段階変速と違って勝手にギアチェンして回転数が上下するから最初は戸惑うこと間違いなし。
四輪(FIT3HV)のDCTが問題だらけで話題になりましたけど、VFR1200FのDCTは構造が違う上にホンダ内製なのでご安心

DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)

プレミアム性を出すためにABSやスリッパークラッチも標準搭載なんだけど、実はTCS(トラクションコントロールシステム)も付いてる。
今ホンダのラインナップでTCSが付いてるのはコレだけで、CBにもCBRにも果てはGLにも付いてない。あと電スロもこのVFRがホンダとしては初。

VFR1200Fネイキッド

コンセプトの「ランチは300km先の高原ホテルで」は大げさに聞こえるかもしれないけど、あながち嘘じゃない。
極端かもしれないけど日本一周用バイクと言っても良い。

ただ意外なことにVFR1200Fってアメリカでは売ってないんですよね。

エンジン:水冷4サイクルOHC4気筒
排気量:1237cc
最高出力:172{111}ps/10000{8500}rpm
最大トルク:13.1{11.3}kg-m/8750{6000}rpm
車両重量:268【278】kg(装)
※{}内は国内仕様 【】内はDCTモデル

ページ上に戻る後継モデルへ>>

系譜図

VF750S/M 1982年
VF750セイバー/マグナ(RC07/RC09)
VF750F 1982年
VF750F(RC15)
VF1000R 1984年
VF1000F/R(SC16)
VFR750F 1986年
VFR750F(RC24)
VFR750R 1987年
VFR750R(RC30)
RC36 1990年
VFR750F(RC36)
NR 1992年
NR(RC40)
RVF 1994年
RVF(RC45)
VFR前期 1998年
VFR(RC46前期)
VFR800 2002年
VFR(RC46後期)
VFR1200F 2010年
VFR1200F(SC63)
VFR1200X 2012年
VFR-X Crosstourer(RC60/SC70)
VFR800F 2014年
VFR800F(RC79)
VFR800X 2014年
VFR800X(RC80)

お知らせ|更新履歴

関連コンテンツ