フォルツァの系譜

FAZE/S(MF11) -since 2009-

FAZE

「My Personal Comfortable Mover」

コンパクトでフォルツァより安価というフォルツァとは少し違うタイプのビッグスクーターとして登場したFAZE。

基本はフォルツァですがコンパクトなフレームに搭載した軽量スポーツビッグスクーター。

フェイズ&フォルツァ

後半のシートフレームを絞ることでコンパクト化してるわけですね。

クラス最軽量の180kgということで当然ながらフォルツァよりキビキビ走る。

 

フェイズはコンパクトな250ccスクーターを求める層に対する商品だったと思うのですが、デザインのせいか値段のせいかサイズのせいか分かりませんがあまりウケが良くなかったようで販売台数も伸びず、生産終了予定との事。

フェイズ

半年後にはフォルツァZに積まれているSマチックEvoを搭載したSモデルも発売となりました。

 

 

さて、ちょっと書くことも無いのでまたまた少し話がソレますが、ここでビッグスクーターのジレンマについて少し。

意外に思う方が居るかもしれませんがビッグスクーターというのは一般的なオートバイに比べスペースが非常に限られています。スペースとの戦いが全てと言っていいほどなレベル。
何故ならばビッグスクーターの場合は普通のオートバイと違い「シート下の収納スペース」が必須だからです。

ここでもう一度スクーターの構造を見てみましょう。エンジンは基本的に駆動まで一体となったスイングユニット式が一般的です。

ESPエンジン

これはフォルツァもマジェスティもスカイウェイブも一緒です。

違うのはTMAXとかインテグラとかの大型ビッグスクーターくらい。シルバーウィング400もちょっと違いますね。でもスクーターと言えば基本はこの形。何度も言いますが何故ならメットインスペースを稼げるからです。

ではフォルツァを例に取ってどういう感じになっているか説明すると。

ビッグスクーター

こういう感じです。(我ながらやっつけだなー)

わかりますかね。足元には燃料タンク、シート下はメットインスペース、そして間に駆動系とあるわけです。

さてさて、ではここで

「メットインのスペースをもっと大容量にしよう!」

と思ったらどうしましょう?

もうシートを更に高くするしか無いですよね。

ハイシート

でもそうするとただでさえ悪い足付きが更に悪くなります。こんなの足届きません。幅もあるぶんオフ車も顔真っ青な高さ。

 

じゃあ逆に

「足付きを良くしよう!」

と思ったら?

フォルツァMF11

シートを低くするしかないですね。

ただそうするとメットインスペースが無くなってしまう。フュージョンやマグザムのメットインスペースが少ないのもこのせい。

 

他にも例えばタイヤは安定性を増すためにも本当はもっと大きいのを履かせたいとメーカーは思ってるはずです。みなさんもビッグスクーターって車格の割にはタイヤが小さいと思いませんか。

FAZEタイヤ

でもこのレイアウトで大径タイヤ履かせたら小径ホイールで何とかしていた(メットインスペースを稼ぐための)足つきの悪さが顕著に現れてしまう。更にはリアタイヤに至ってはメットインスペースを圧迫してしまう。

基本的にメットインスペースと足つき性を確保したまま大径タイヤをつけようとした場合、方法は一つしか有りません。

ロンスイ

街中でたまに見かけたりしますよね。ロンスイというかロンホイというか。あれも実は非常に理に適った方法だったり・・・いや理に適ってるっていうのはちょっと違うか。保安基準で言えばアウトだろうし。フェンダー付けて申請すればOKなのかもしれないけど。

フェイズS

まあとにかく何が言いたいかというと、ビッグスクーターというのはメットインスペースに笑い、メットインスペースに泣いているんです。

因果なものですねえ。

エンジン:水冷4サイクルOHC単気筒
排気量:249cc
最高出力:23ps/7500rpm
最大トルク:2.3kg-m/6000rpm
車両重量:180kg(乾)

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系譜図

スペイシー250フリーウェイ 1984年
SPACY250FREEWAY(MF01/03)
フュージョン 1986年
Fusion(MF02)
フォーサイト 1997年
FORESIGHT(MF04)
初代フォルツァ 2000年
FORZA/S(MF06)
二代目フォルツァ 2004年
FORZA/Z(MF08)
三代目フォルツァ 2007年
FORZA X/Z(MF10)
フェイズ 2009年
FAZE/S(MF11)
タイフォルツァ 2013年
FORZA Si(MF12)

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