S1000RRの系譜

S1000RR/HP4(K46/K42)-since 2009-

K46後期

2012年にリファインに近いモデルチェンジを行った第二世代S1000RR

基本的に変更されたのはトラクションコントロールやABSやモードといった電子制御系と細部の調整。

でもこの細部のちょっとした変更で初代と二代目では性格というか挙動が結構違ってたりするらしい。

新旧比較

そしてS1000RRといえばHP4(K42)ですね。

BMWの車種の中でも限られたモデルの限られたグレードにのみ与えられるHP(ハイパフォーマンス)モデル。

というかもはやファクトリーモデル。

HP4

S1000RRを電子制御サスペンション(DDC)と200の極太タイヤ、外装のカーボン化で10kgもの軽減。

トラコンやABSといったものもスリックモード(サーキットモード)に最適化されたものに。

しかし残念ながら限定モデルなのでもう手に入れることは不可能に近いです。

HP4工場

メーカー希望小売価格は税込みで280万円でした。 (意外と安い?)

 

ノーマルの方もアクティブライン(ベースグレード)とプレミアムライン(トラコンABS付でお値段199万円)って二種類あったんだけど、日本では実質プレミアムライン一択だった。

あと日本仕様は150馬力に抑えられてたんだけどフルパワー化はカプラーかハーネスを一本噛ませるだけという非常に簡単なもの。

アクラポビッチ

でも何より話題になったのが日本仕様はマフラーがノーマルから変更となったんだけど、代わりに付けられたマフラーが(初代もそうですが)何とアクラポビッチだった。

なんたる贅沢。(日本メーカーも海外では結構やってるけどね)

しかもリアブレーキまでさり気なくBrembo。

 

2014マン島TT優勝S1000RR

ところでまだ記憶に新しいですがBMWはこのS1000RRで実に75年ぶりにマン島TT優勝を飾りましたね。

ちなみに75年前に優勝したのはこれ。

BMW RS500

BMW RS500というバイク。492ccの60馬力。

当時はやっぱり水平対向だった。

 

BMWがレースを戦う上でインライン4(直四)を選択したわけだけど、BMWと言えばやっぱり水平対向エンジン&シャフトドライブだよね。

BMWもそう考えてたのか、実はS1000RRよりもずーっと前の1993年に水平対向エンジンの今でいうSS、スーパースポーツのプロトタイプを作っていた。

その名はBMW R1

R1プロトタイプ

デスモドロミック機構の水平対向二気筒で1000ccの140馬力を発揮。

吸排気も従来の後方吸気前方排気とは違い上方吸気の下方排気という一風変わったもの。

BMWアール1

車重も乾燥で165kgしかなく非常にパフォーマンスの優れたモデルだったけど四機作っただけで結局お蔵入り。BMW社初のスーパースポーツとはならなかった。

もしコレが出てたらヤマハのYZF-R1は名前も変わってたのかな?

エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:999cc
最高出力:193[156]ps/13000[10000]rpm
最大トルク:11.4[11.2]kg-m/9750[10000]rpm
車両重量:183{169}kg(乾)
※[]内は国内仕様|{}内はHP4

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お知らせ|更新履歴

系譜図

S1000RR

2009年
S1000RR(K46)

S1000RR

2012年
S1000RR/HP4(K46/K42)

2015S1000RR

2015年
S1000RR(K46)

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